「匠」の技に触れる。

自然と伝統が今も息づく山里。日常を離れ、のんびり、じっくりと知的探求。
まだ見ぬ埼玉を探しに出かけよう!

 

1300年の歴史に触れる。

小川町は埼玉県のほぼ中央にあり、外秩父の山なみをのぞむ盆地の町です。町のほぼ中央を流れる槻川の豊かな水が紙すきを育てました。小川といえば「和紙」といわれるほど東京にもっとも近い和紙の産地として古くから知られてきました。

奈良の正倉院に保存されている正倉院文書には、宝亀5年(774)に武蔵国から「武蔵国紙480張」が納められたという記録が残されており、これが小川和紙に関わる最初の史料とされます。この紙すきの技術を小川地域の人たちに伝えたのは、およそ1300年前武蔵国に移り住んだ高麗人といわれております。
 

また小川和紙のはじまりには慈光寺の創建があり、慈光寺で使用された和紙は山麓に広がる村むらで漉かれたと考えられています。

そして紙の需要が増えた江戸時代後期には750軒を超す大産地となり、「ぴっかり千両」の言葉が生まれるほど、さかんになりました。冬の日差しは村中が紙を干す白さに染まり大きな儲けになったところから生まれました。
1枚1枚丹念に漉く職人芸から生み出された手すきの小川和紙は、工夫を重ねて、世代から世代へと受け継がれてきました。こうした小川和紙を代表するのが「細川紙」です。

▼小川盆ノ市2019 灯籠流しの様子

 

江戸の社寺彫刻の姿を、現代に伝える鬼瓦

鬼瓦は、瓦の中でも、屋根の棟端に据えられる装飾瓦で火災、落雷、風害などの天災から守護するよう、願いを込めて飾られています。
その文化と技術は白鳳、天平時代に渡来したと言われ、江戸時代に入り、宮大工集団の彫刻技術と鬼瓦づくりの技法が融合して現在の鬼瓦に繋がる流派が生まれました。
現在、鬼瓦づくりの技術を継承している鬼板師は、日本でわずか100人ほど、埼玉県内には2人しかおりません。

◆ 鬼面表札制作体験

料 金お一人様 9,900円(税込、材料費込み、送料別)
所要時間4〜5時間
営業時間不定期開催
対応人数5名~40名
概 要焼き上がりまで1ヶ月半ほどのお時間がかかります。

 

小さな町に3つある酒蔵を訪ねる。

対応人数2名~50名
定休日なし
所要時間30min~60min
備 考写真撮影可、動画撮影禁止。

新蔵と明治蔵に分かれており、帝松の歴史から、最新の酒造りと江戸時代より続く歴史のある酒造りを、パネルと解説付きで詳しく説明。試飲では味に関する詳しいレクチャーも。仕込み水は飲み放題。

 

社寺仏閣彫刻「匠」の技に触れる。

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匠の業が結ぶ、御縁。
神社やお寺を訪れると、皆さまが手を合わせると思います。その際、心は開かれた気持ちになります。
清らかなひと時が産まれる一助となるために、ひとつひとつの仕事に愛を込める。
日光東照宮大修理の際、当宮司より「雅斉(まさなり)」の雅号を頂き、以来、匠の心得を脈々と受け継いでおります。

◆ 彫刻体験教室

料 金お一人様 3,500円(税込)
対応人数5名~40名
所要時間90min~120min
営業時間月~金(8:00~17;00)事前予約制

日本の心。木の温もり、実際に社寺仏閣に使われる木材を使って体験をするワークショップ。日本文化に寄り添う時間を過ごしてみませんか。

◆高野勉 木版画体験教室

日本版画会会長の高野勉氏が教える木版画の世界。3色刷り。

料金お一人様 2,500〜3,500円
人数5名〜15名
所要時間120min〜180min
必要なもの汚れても良い服装
備考人数により別途部屋代がかかります。

 

◆ パートナー事業者様の募集

株式会社おいでなせえでは、一緒に体験プログラムを作成・集客をしたい、小川町、寄居町、ときがわ町、東秩父村、嵐山町、深谷市で活動をしている方を募集しています。

ご興味をおもちいただけた方は、こちらのフォームよりご連絡お待ちしております。

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