テキスト・写真:大曽根悠太
今回は、埼玉県西部・比企郡とその周辺にある『動物とふれあえるスポット』を紹介したい。
外出したくても、人の流れが気になって思うように遊びにいけない…、思いっきり外で癒されたい…、
という方は必見! 屋外の開放的な空間で動物とふれあえたり、まだあまり知られていない穴場スポットなど、
一日いても楽しめそうなスポット5選を実際に訪ねてきた。
子どもの遊び場としても、デートスポットとしても、様々なシチュエーションにオススメ。
営業時間、開所時間には変更がともなう可能性もあるので、おでかけ前にはぜひ施設に一度確認してみてほしい。
比企の丘キッズガルデン (滑川町)
比企郡滑川町にある丘の上の牧場。名前のとおり、比企丘陵に位置し太陽や風など自然のめぐみを近くで感じられ、馬を中心に羊やニワトリなどが飼育される。牧場内では、体験プログラムとして、半日から1日でビジター参加できる「牧場ぐらし」宿泊をかねた「牧場の暮らしキャンプ」などがある。また乗馬体験も可能で、30分のビジター乗馬もある。馬は常時5~6頭いて、中でも漆黒が美しい”フリージアンホース”は、筋肉もたくましく迫力満点!丘の他エリアには、いちご狩りができるビニールハウスや、カフェ 兼 雑貨店 & ブルーベリー園があり、1日を通して楽しむことが出来る。
深谷花鳥カフェ (深谷市)
2019年に、静岡の花鳥園(富士花鳥園 加茂荘花鳥園)からのれん分けした鳥や生き物好きのオアシス的カフェ。
カフェスペースやガーデンには花々があり、ゆったりくつろぎながらフクロウや爬虫類を眺め、ふれあうことができる。 フクロウの腕のせ体験やインコ、アヒルのえさやりも人気。毎日11時と14時からは猛禽類のフライトショーもあり、鳥の迫力を間近で楽しめる。ピザやパスタなどフードメニューもあり、1日を通して過ごすことができる。
ふるさと牧場 (嵐山町)
1986年設立・福祉作業所の敷地内にある牧場は一般者向けに開放されており、ヤギや羊、ガチョウなどが飼われ、無人販売所でエサを買ってエサやりをすることもできる。施設は「特定非営利活動法人ななさと」が管理しており、平飼いの養鶏場でとれた卵をはじめ、鶏糞たい肥や腐葉土たい肥も直売している。
武蔵ワイナリー (小川町)
武蔵ワイナリーにこの春、ヤギの親子がやってきた!ワイナリーの栽培スタッフが飼っていたヤギが引越しし、 生後間もない2匹の子ヤギ( 黒いオスの”もやし”と、茶色のメスの”もろみ”) とのふれあいを楽しめる。
2019年に小高い丘のうえに完成した建舎 (醸造所 兼 販売場)のすぐ隣はブドウ農場となっており、そのまわりは草が豊富で毎日モリモリ草を食べて除草スタッフとして働いてくれる。ワイナリーの新たな癒しのシンボル。眺めていてとても癒される♪
おにっこハウス(熊谷市)
1987年に小さな味噌屋からスタートした地域福祉活動グループ「おにの家」。現在は、喫茶店「おにっこハウス」として、施設内で造られたこだわりの食材を使った身体にやさしくておいいし食事を提供してくれる。
添加物を使わずじっくり寝かせた手づくりの「おにっこ味噌」や、自家飼料によって育てた鶏の平飼いの地卵を使ったカフェメニューは定評がある。テラス席からヤギを臨み、柵ごしに眺めることもできる。